オリカビ企画『大迷宮と夢幻の聖杯』に準じる。
PCは「新米冒険者」として、ケビオスの大迷宮での冒険に挑むことになる。
・基本的にダイスは6面ダイスを用いる。
・ダイスロールの際は技能値以下の出目がでれば成功となる。
・「1」をクリティカル(大成功)「6」をファンブル(大失敗)と扱う場合がある。
・思い通りの出目が出なかったとき、精神値を1消費することで出目を1つ分任意にずらすことができる。(精神ブースト)
本TRPGは基本的にいくつかのフェーズごとに進行する。
基本的には、【受注フェーズ→準備フェーズ→冒険フェーズ→報告フェーズ】の順にシナリオが進行していく。
□受注フェーズ
→物語の始まり。冒険者がBar「クォーツ」に集い、今回の冒険の目的を確認したり、それぞれの自己紹介をする。
□準備フェーズ
→受注した内容を受けて情報収集や装備の調達など、冒険の準備をするフェーズ。ここでの準備が甘いと冒険フェーズの達成率に関わる。
□冒険フェーズ
→シナリオのメイン。実際に大迷宮等に潜り、受注の目的を達成するため冒険をする。
□報告フェーズ
→冒険フェーズを終えての結果をギルドに報告する。依頼達成に応じた報酬や経験点を受け取ることができる場合もある。ただし、受注した依頼には時間制限などの失敗条件が付されたものもあり、その場合は依頼失敗となる。
①受注フェーズ
各キャラクターまたは全員に共通のハンドアウト(あらすじ)が配布され、今回のシナリオの目的や達成条件などが説明されます。
基本的には、レリックを探したり、ローグを討伐したりと、Bar「クォーツ」に届く様々な依頼をこなしていくのが当面の目標になりますが、中にはギルドからの試験が来たり、トラブルに巻き込まれて途中で目的が変わったり…ということもあるかもしれません。
また、依頼には達成条件のほか失敗条件も定められており、失敗条件を満たしてしまった時点で冒険者は強制帰還、依頼失敗となってしまいます。失敗条件としては「一定日数の経過」や
「冒険者1人以上の脱落(ロスト)」などがあります。
②準備フェーズ
受注した依頼をこなすため、情報収集や買い出しといった準備をします。具体的には、各冒険者に対しいくつかの選択肢が提示され、対応するロールによって成否を見ていく形になります。
準備フェーズにおいては準備行動回数が決まっており、この回数分しかロールをすることはできません。また、GMに提示された選択肢以外の準備がしたい場合は提案してみると良いでしょう。ただし、実際に冒険者がその選択肢を思いつくかどうか、ロールが必要な場合もあります。
③冒険フェーズ
いわゆるシナリオのメインフェーズです。冒険フェーズでは、行動する度に『行動値』が減っていき、『行動値』の合計が0以下になったら、その日の冒険は終了。
キャンプで休んで行動値を回復し、次の日の冒険というように時間が経過します。
※【料理】が出来る冒険者がいる場合、キャンプ時に料理ロールに成功すれば、精神値を1d3回復することが出来る※
冒険フェーズでは様々に立ち塞がる障害(オブジェクト)に対し、指定されたロールをこなすことでこれを取り除いて先に進んでいくことになります。
冒険者が迷宮内でロールをする(ダイスを振る)度、『行動値』が1消費されます。立ち塞がる障害を規定の時間以内で乗り越え、目標を達成しましょう。
冒険フェーズでは、行手を阻む障害としてマターやローグ、原生生物などと戦闘になる場合があります。(➡️戦闘の処理)
戦闘終了後、
《かかったターン数/2×戦闘参加人数》
が現在の行動値から消費されます。(これによって行動値が0になった場合、その日の探索を終了しキャンプとなります。
④報告フェーズ
依頼の成功・失敗が確定した時点で冒険者たちはギルドに戻り、結果を報告することになります。
依頼に成功した場合、依頼報酬に加え冒険で獲得したアイテムや、冒険によって得た経験点を手に入れることができます。
失敗した場合でも、依頼の報酬は獲得できないものの、経験点は入手することができます。冒険者は失敗から学んで強くなるのだ!
なお、冒険の内容によってはさらなるボーナスを支給されることも…?
また、冒険フェーズ中手に入れたレリックは、【鑑定】をしない限りその冒険中は使用できず、報告フェーズでラボ長に鑑定してもらって初めて(次回の冒険から)使えるようになります。【鑑定】技能では鑑定できないレリックも同様です。ただし、鑑定されたレリックが必ずしも発見者のものになるわけではないので悪しからず。
□精神ロール
・冒険の途中、冒険者たちはさまざまなプレッシャーや不安、精神的な揺さぶりを受けることがある。そんな時、強い意思をもって自分を保つことができるかどうか【精神ロール】を行うことがある。【精神ロール】の技能値は現在の精神値/2(小数点以下切り上げ)で算出され、【精神ロール】を失敗してしまうと精神値が減少するなどのデメリットがある。
□「手持ち」と「パレット」
・冒険者が持ち運べるアイテムの量には限界がある。『力』と『体力』を合計した値がその冒険者の『手持ちアイテム枠』になる。ただし、各冒険者はギルドから1人1つ「ハンディパレット」を支給されており、ハンディパレットには20枠分追加のアイテムを仕舞うことができる。
・手持ちアイテム枠を超える装備品は装備できず、また、冒険フェーズにハンディパレットから物を出し入れする為には行動値を消費しなくてはならない。
・消費するアイテム枠の数はアイテムによって異なり、重いもの、大きなものはより多くのアイテム枠を消費する。
・ハンディパレット、ギルドカードはアイテム枠を消費しない。
□キャラクターの成長
・シナリオをクリアすると、そのキャラクターのシナリオでの活躍に応じて経験点が割り振られステータス、技能値が成長したり、レリックを入手したりすることがある。
・その場合、キャラクターシートの該当箇所を書き直しておくこと。
□ベテラン冒険者
・本TRPGにおいて、PCは「新米冒険者」だが、ギルドには頼れる「ベテラン冒険者」が多数所属している。冒険の中で彼らのお世話になることもあるかもしれない。
・どんなベテランも最初は新米。いずれあなたのPCもベテランを名乗る日が来るかもしれない。
企画・運営 まいせるふ ( @Myself_0193 )
HP :曖昧もこもこ
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